=ジタンの旅立ち=
ガーランドを倒し、トランス・クジャを倒し、永遠の闇の野望を打ち砕き、
ビビが死ぬのを見たジタン・・・・。
このままでは納得いかない、とジタンは旅に出ようとしている。
リンドブルムのアジト
ジタン「はあ・・・・・サラマンダーはサラマンダーで、賞金稼ぎに行ったし、
フライヤとフラットレイはクレイラとブルメシアの復興作業に忙しくて、
エーコは王女としてのことがあるし、ガーネットも女王としてのことがあって、
新婚夫婦は二人で護衛してるし、クイナはコックとして忙しいし・・・・。」
ブランク「ジタン、おまえひまなのか?」
マーカス「どうせなら旅にでも行ってきたらどうッスか?」
ジタン「いいのか?」
ジタンは目を輝かしてマーカス達をみつめる。
マーカス「い・・いいッすよ。」
ボスのお断りもなく、ブランクが目を覚ますとハイポーション20個と、
ザ・タワーと火薬玉と30000Gが消えていた。
ブランク「30000Gも持ってくとは・・・・」
シナ「ボスにばれたら大目玉だずらよ・・・・。」
マーカス「そうっすね・・・・・」
そんなことを言ってる間にジタンはすでにギザマルークの洞窟に来ていた。
そんなことをひとつも知らないほかの仲間たちは・・・
フライヤ「ふむ、そこじゃ。そう、そこそこ。」
フラットレイ「違う。そこじゃなくてだな・・・・向こうに作るのが・・・・」
兵士「とは言っても人材が不足してますよ・・・」
フラットレイ「リンドブルムに連絡をとってみるか・・・。」
クイナ「ふむ・・・おいしいアルね!!♪♪」
サラマンダー「・・・ラリホ・・・・・・・・・・・・・・・?」
ドワーフ「ラリホ!!!」
サラマンダーはドワーフの村・コンデヤ・パタに来ていた。
道具屋の店主「まて!!どろぼう!!」
するとなんとモーグリが店主に追いかけられている。
サラマンダー「やれやれ・・・・・」
店主「このフライパンで!!」
モーグリがひらりとかわすとフライパンはサラマンダーの顔面を直撃した。
鈍い音「ドカッッッッッ!!」
サラマンダーが気絶したのを店主が見ているとモーグリは逃げた。
サラマンダーが気付くとそこは黒魔導師の村だった。
ミコト「気がついた?」
サラマンダー「・・・・・・・。ああ・・・・・・・・。」
マコト「明日には・・・・もう行くのか?」
サラマンダー「・・・マコトか・・・・・?」
マコト「ああ。俺とクルスは黒魔道士に名前をつけられた。
最も、決められるのは言い合いから1ヶ月あとくらいだが・・・・。」
サラマンダー「『名前さえ付いていれば感情が変わるかも知れないよ♪』
とあいつが言ったことがきっかけか??」
マコト「ああ・・・・・・・・・・。ビビが・・・・・言った事・・・・?」
サラマンダー「・・・・・・・・・・・・・。」
しばしの沈黙が続いた。一方ジタンは・・・・
ジタン「っにしても変わったなあ・・・。昔と比べてモンスターの種類が・・・。」
確かにそうだ。昔ではラミアとかだったのがグランドドラゴンや霧の魔獣、
グリフォンと言ったモンスターが出てくる。
そして・・・・・
ジタン「ここは昔、ギザマルークがいたところかぁ・・・・。」
すると突然地震が・・・!
ジタン「へっ・・・!?ま、まじかい・・・??」
すると出てきたものは昔のギザマルークの三倍くらいの大きさになったギザマルーク。
しかも何か怒ってる・・・。
ジタン「やばいんじゃないですかい・・?」
ジタンは完璧ビビっていた。そんなとき声がした。
レノ「手伝ってやろうか、と。」
ジタン「だ、誰だ・・・・?」
レノ「なんだ、リンドブルムの王を護衛する組織、★タークス★を知らないのか、と。」
ジタン「タ、タークス・・?」
レノ「いいからてつだってやるぞ、と。」
ギザマルーク「ギシャァァァァァ!!ギシャァァァッァ!!」
レノ「決してびびってはいけないぞ、と!」
ジタン「び、びびってるもんか!!」
レノ「足が震えているぞ、と。」
ジタン「い、いいから奴を倒すぞ!!」
レノ「電撃ロッドだぞ、と!」
ジタン「盗賊の極意!!」
ギザマルーク「ギシャァァッァァァ!!!!」
レノ「やったぞ、と。」
ジタン「待て・・・・。」
レノ「あれはなんだ、と・・・・・。」
ダイヤウエポン『・・・・我の名を問うのか?』
ジタン「あれは・・・・・・・・?」
ダイヤウエポン『我が名はダイヤウエポン。私の封印をクジャという人間が解いてくれた。』
ジタン「クジャ・・・・だと・・・?」
レノ「待て、クジャは死んだんじゃないのか、と。」
ダイヤウエポン『死ぬはずはない。奴は死ぬ直前にフェニックスの血を飲み、
復活の機を狙っていた。そして奴はグルグ火山で我々ウエポンを復活させてくれた。
奴から聞いた命令は『ジタン・・・僕の弟を・・助けてやってくれ・・・・』との事だ・・・・』
レノ「・・・・そういうことか、と・・・・・。」
ジタン「・・・・・クジャ・・・・・・・」
ラニ「話は聞かせてもらったわよ!」
ジタン「ラニ!!」
レノ「ラニ、今日はなんのようだ、と・・・。」
ラニ「あのねえ・・・・私はあなた達にちょっと協力しに来たのよ。」
ジタン「協力・・・・・・・?」
レノ「どういうことだ、・・・・・と?」
ラニ「・・・つまり仲間って事よ!!」
ダイヤウエポン『雑談のところ悪いが・・・・我はどうすれば・・・・・・・・・・・。』
その時爆音がひびいた。
ラニ「なに!?」
ブルツェン「プルート隊NO,2ブルツェン参上!」
コッヘル「プルート隊NO,3コッヘル参上!」
ラウダ「プルート隊NO,4ラウダ!!」
メルゲンハイム「プルート隊NO,5メルゲンハイム!!」
トショボン「プルート隊NO,9トショボンただ今参上!」
ハーゲン「プルート隊NO,8ハーゲン降臨!!」
ワイマール「プルート隊NO,7ワイマール!!!!」
パイロイト「プルート隊NO,6パイロイト!!!」
ジタン「プルート隊・・・・?ってことは・・・・・」
スタイナー「隊長、アデルバート・スタイナー!!!」
ベアトリクス「アレクサンドリア将軍、アデルバート・ベアトリクス、推参!」
クイナ「来たアルよ〜〜〜」
ジタン「ガーネットは・・・・・・?」
ベアトリクス「それが・・・・・・・・・・。」
ぼそぼそぼそ・・・・・・
ジタン「なに〜〜〜〜!!ガーネットが行方不明!?」
サファイアウエポン「やっほ〜〜。」
ジタン「だ、誰?」
サファイアウエポン(以下略・サファイア)「アタシ?アタシはね〜〜
サファイアウエポンっていうの!!」
ダイヤウエポン(以下略・ダイヤ)『わ、我はどうすれば・・・・・・・。」
ジタン「じゃあウエポン達来て。プルート隊置いていくから。」
プルート隊「そ、そんなあ・・・・・・・。」
スタイナー「自分は行くである!!」
ベアトリクス「私も行きます!」
ジタン「あのさ〜〜悪いけど俺とラニとレノで行きたいんだけどさあ・・・・・・。」
ベアトリクス「そう申されるのなら・・・・・・・。」
スタイナー「ベアトリクスがそういうのなら・・・・」
というわけでかなり騒がしいアレクサンドリアの人たちはレッドローズで帰っていった。
ラニ「あ〜あ・・・騒がしかったね・・・・・・・。」
レノ「ああ・・・・いなくなってやっと静かになった、と。」
ジタン「それじゃあどこへ行こうか・・?」
レノ「トレノがいい、と。」
ラニ「トレノ!!」
ジタン「じゃあ・・・トレノに行くか・・・・・・。」
一応ラニとレノとジタンのギルをあわせて80000Gくらいになった。
そして3人と二匹はトレノへ向かう事になった。
次回「トレノが変わった!?」をお楽しみに!!!